減速機とは？企業の課題解決に役立つ仕組み・導入事例

貴社の生産設備や製品開発、こんな課題はありませんか？

・「モータの出力不足で、装置の大型化やコスト増に悩んでいる」

・「装置の小型化・軽量化、省エネ化を進めたい」

・「減速機の重量や騒音やメンテナンスに課題がある」

・「カスタム仕様や特殊環境対応が必要だが、既製品での対応は難しい」

こうした課題を解決する装置が「減速機」であり、当社の「樹脂減速機」です。

減速機とは？仕組みと役割をわかりやすく

減速機の原理と仕組み

減速機とは、歯車などで動力源(モータなど)の回転数を落とし、高いトルクを得るための機械装置です。
例えば、モータなどの動力源の回転数を1/2に減速すると、発生するトルクは2倍になります。減速比に反比例したトルクを得ることができます。

減速機の役割

モータのトルクだけでは不足する場合、減速機を利用してトルクを増幅する必要があります。

さらに、減速機を使用しなければ下記のような問題が発生します。

・高価で大型のモータが必要になる
・組み込まれた機械が大型になってしまう

減速比に応じて、回転速度を落とす代わりにトルクを増幅できるため、
「小型・安価なモータで大きな力を出す」「装置の省スペース化・コストダウン」が実現できます。

減速機の種類

減速機には下記のような種類があります。

種類	軸の構造	メリット
ウォーム式	直交軸	セルフロック効果、低振動と低騒音
ギヤ列式	平行軸	多様な用途に適応(設定できる減速比が幅広いため)
多段遊星式	同心軸	小径、高剛性
波動歯車式	同心軸	低バックラッシ、低振動と低騒音
差動遊星式	同心軸	高減速比、扁平/小型、高トルク

減速機の用途例

減速機はモータで動いているところに多く使われています。

例えば、下記のようなところで使われています。

• 自動車のバックドア、ドアミラー、ワイパー、パワーステアリングなど
• エレベーター、エスカレーター
• 組立ロボット
• 自動ドア、自動シャッター/カーテン

減速機の新たな選択肢‐スターライト工業の樹脂減速機のご提案

従来、減速機は金属が主流ですが、
当社の樹脂減速機は以下のような課題解決に貢献します。

【導入メリット】
・軽量化・小型化：装置全体の軽量化、省スペース化に貢献
・グリスレス：水中や特殊環境下で使用可能
・コストダウン：樹脂成形によるコストメリット
・カスタム設計対応：用途・仕様に合わせた個別設計が可能

【導入事例】はこちらから

https://engineering.starlite.co.jp/reducers/application/

まとめ

減速機の仕組みや種類を理解するだけでなく、
「自社の課題解決」につながる導入メリットを実感いただけるご提案を行っています。
装置の小型化・軽量化・コストダウン・特殊環境対応など、

貴社の課題に合わせて最適な減速機をご提案します。
まずはお気軽にご相談ください。